毎年続けている安達太良詣で。山スキーだけなら日帰りコースであるが、この時期「くろがね小屋」の温泉でのんびり
するのはたまらない。
2/6
山頂方面はガスの中で、取り合えず勢至平経由とし登山道を登る。相変わらず山頂方面の天気は今一であるが、勢至平
の風はそれほどではないので峰ノ辻方面に向かう。一旦、振り子沢に降り、そのまま直登し矢筈森直下の滑降地点まで
登る。残念ながら風雪は止まず、シールを剥がし早々に準備をして滑降開始。
最初は、視界がないので様子見状態の滑降であるが、下るにつれ視界が良くなり快適に飛ばす。深くはないがアイスバーン
の上に新雪が乗っており感触は悪くない。
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矢筈森直下からの滑降斜面
振り子沢下部
振り子沢を左、右と大きくカーブし、更に左にカーブすると夏道と合流し「くろがね小屋」の脇に出る。
時間も早いので、いつも通り、温泉、ビール、昼寝でのんびりし、夜はしゃぶしゃぶに舌鼓。
2/7
天気は徐々に回復の予報であるが風雪模様である。回復を期待し、昨日滑った振り子沢を登り峰ノ辻に出る。
ここから一旦下り、ひと登りで山頂直下に到着。竹竿があるので問題ないが、視界が悪くこれがないと地図とGPSの
にらめっことなる。
風の合間に太陽が顔を出す事もあるが、なかなか視界が良くならず諦めて滑降開始。上部はアイスバーンで快適ではなく
竹竿通りに滑り、雪が柔らかくなったあたりから大斜面へ。風にパックされているため多少重いが、さっきまでの
アイスバーンに比べれば快適。
大斜面下部、やっと雪が柔らかくなる
更に下ると軽いパウダーとなるが、その頃には斜度がなくなりターンは不要となりやがて五葉松平へ上がる。
通常はこのまま歩いてゲレンデの北側に滑降するが、昨年でも薮が濃く下降に苦労しており、今年は更に厳しと思われ
ゴンドラ駅へシールでひと登り。振り返ると稜線のガスが取れてきており、少しのタイミングの差であったが登山とは
こんなもんだ。滑れた分だけ良しとしよう。
振り返ると篭山が見えてきた
安達太良本峰方面も天気は回復
あとはゲレンデを飛ばし、駐車場へ。
岳温泉の「岳の湯」で汗を流して帰途につく。