安達太良山(あだたら高原スキー場〜山頂〜振り子沢〜くろがね小屋〜スキー場)
2月1、2日
2/1(金)
20回以上山スキーで通い慣れた安達太良山であるが、今回は2年ぶりとなる。
メンバーはTさん、Yさんとの3人パーティーで、くろがね小屋の温泉に浸って、しゃぶしゃぶをするのんびり山行きの予定である。
スキー場のゴンドラは強風で停止しており、天候の回復を待つが、あきらめてリフトを乗り継いでゴンドラ開通以前のルートで山頂を目指す。リフト上から急斜面を登り斜度が緩くなると五葉松平で、更に登り沢を登る。稜線はガスに包まれておりあまり視界がきかない。このころからTさんが遅れぎみでかなりペースダウン。その間にからす谷を1本。ウィンドクラトの斜面であるが、セミファットに近いスキーではそれほど気にならない。
山頂直下から少し下り、本来は矢筈森の肩から振り子沢滑降予定であったが、かなりのスローペースで、諦めて夏道を峰の辻に
行く。YさんとTさんは振り子沢を下り、くろがね小屋に向かう。ここから単独で更に矢筈森方面に300mほど登り滑降開始。



           くろがね小屋

弱いウィンドクラストぎみであるが、まずは快調に滑降。じきにYさん、Tさんと合流し夏道と合流すれば今日の宿のくろがね小屋は
近い。小屋は石炭ストーブで暖房されており、温泉で汗を流し、しゃぶしゃぶとフグのたたきをつまみに酒を飲みながら夜は更けてい
く。

2/2
今日も山頂方向はガスに包まれており、山頂からの滑降はあきらめ、勢至平に向かう。
勢至平から緩斜面を滑り、樹林帯に入る。いつもは木が密で滑りにくいが、今日はパウダーにスキーの浮きがよく快適である。あっというまにスキー場に到着。途中、くろがね小屋管理人の佐藤さんと再会し、しばし談笑。
30分ほどTさんの到着を待って、岳の湯で汗を流し帰路につく。