コースタイム:大自然館7:40〜浅草岳11:10・11:25〜前岳11:35・11:50〜ヤスノ沢〜滑降終了12:10・12:30〜稜線13:30・13:40
〜大自然館14:00
やっと平日山スキークラブ。平日のメリットのあるゴンドラ待ちのない白馬方面の予定だったが天気がイマイチなので、天気図のわりに予報
の良い新潟方面へ。谷川周辺は南風が強そうなのでもう少し北の浅草岳へ。こっちは風下側からの登りなので少しましか?
自宅を3:05に出て大自然館に7:05到着。土日は凄い賑わいだが今日は貸切り。
浅草岳は山スキーでは20年振りぐらいか?いずれもムジナ沢コ-スだったので、こっちからは初めてのルート。
まずは林道を登り稜線に取り付く。最初は無風だったが1100m付近からいきなり風が出てきた。この先どうなる事かと思ったが、微妙な稜線
の角度で風が強弱しそれ程強まらない。しかも、今日は気温が高いので、この強風でもアウターいらず。
少し登ると振り返れば守門岳が大きい
北岳も見えてきた
奥に越後三山
一度、雪が切れてスキーを脱いだが山頂直下までシールで登る。山頂はそれ程風も強くなくのんびり出来る。遠くは霞んでいるが越後三山や
燧ヶ岳が見える。振り返ると守門岳の眺めが良い。雨か雪の予報だった飯豊連峰もうっすら見える。
浅草岳到着
前岳を振り返る
田子倉ダム
何といっても守門岳の眺めがいい
もっとのんびりしたかったが、鬼が面山からの雪崩がひっきりなしで落ち着かない。
鬼が面山、雪庇崩壊で雪崩が頻発
前岳に戻りシールを外して滑降開始。少し戻った稜線から右のヤスノ沢へ。
そこそこ斜度もありいい感じの斜面なのだが、気温が高いせいでザクザク状態。左から沢が合流する辺りからデブリ帯となる。
この時は気づかなかったが、登りの時の偵察では小さなデブリだったので、このデブリは山頂往復の間に発生したようで最悪のタイミング
にならなくて良かった。
ヤスノ沢上部を振り返る
ヤスノ沢上部
ヤスノ沢中間部
デブリは右岸から滑降可能 山頂往復の間に発生したようだ
上部斜面のシュプール
デブリは右岸を通過
デブリ終点
ここは左岸から滑降可能。その先は待望の快適なザラメで飛ばす。
当初の予定では林道まで滑り合流したら左に進み桜ゾネ付近から登りの稜線に取り付く予定だったが、どうも雪が少なくそこまで行けそうにな
いので早めに沢を離れて左の尾根に取り付く。見た感じは登りの稜線のようだったが、登りきると沢を挟んで更に先だった。
沢を下って先で登り返そうかと思ったが滝がでておりダメ。結局、素直に急登を登る。
今度こそやっと登りの稜線に出る。それにしても暑かった。
一休みしたら大自然館まで一気の滑り。
撤収して車をスタートすると同時に小雨が降り出し絶妙のタイミングだった。
懸念していた風はそれ程でもなく良かった。
ヤスノ沢は条件が良ければ更に楽しめそう。下山ルートを考えるともう少し早い時期の方が良さそう。