蓬沢周辺(土樽〜武能岳北西面〜蓬沢〜蓬峠稜線手前〜土樽)
3月1日
コースタイム:土樽除雪終点7:40〜武能岳北西面10:25・10:45〜蓬沢11:00・11:10〜稜線手前12:20・12:40〜蓬沢13:00〜車13:40

今週は天気が今一なので困った時の武能岳北西面へ。但し、冬型の天気だとブナの潅木帯で天気が今一でもパウダーが楽しめるが今回
は気温も高く雨も心配なので果たして?
自宅を3:45に出て除雪終点に7:10到着。準備をして7:40に登り始めると小雨が降り始める。雨自体はすぐに止んだが気温が高くガスが
濃い。蓬沢沿いのルートには何時のものかスノーモービルのトレースとスキーのトレースがありアプローチに使用?禁止されていないので
あればかなり効率的。
1時間半程蓬沢を登り武能岳北西面に取り付く。北西面のため気温の割には徐々に雪は固くなり1200mを過ぎた辺りからまずは1本としよう。

    

                        ブナ林、普通ならドライパウダーなのだが残念

登りではカリカリとモナカなので期待薄。しかし、ここで空が明るくなり視界は多少良くなり急いで滑降。
やはりカリカリ、モナカ、雨溝で悪戦苦闘。やっと蓬沢に出る。まだまだ修行が足りない。

   

                              悪い雪質に悪戦苦闘

今度は蓬峠方面の稜線を目指す。今日は少し蓬沢を登り何時ものより一つ南側の尾根を登る。途中、青空も出て稜線も見えて期待を持たせた
が、一瞬だった。


     

                              一瞬稜線も見たのも束の間

結局、稜線手前で視界が悪化し断念。風もなく安定したガスで全く取れそうになく天気待ちをせず滑降。
隣の沢に入りたいが、視界がないので登りのトレースを頼りに滑降。上部は雪が締まっていてやっとまともなスキーが出来た。しかし、締まった
雪も最初の200m程で、後は重い雪にが膝に堪える滑り。

  

                           視界が悪いので登りのトレースを頼りに滑降

蓬沢に出ると多少視界も良くなるが既に斜度が緩く後もひたすら土樽を目指す。

   

                           やっと蓬沢到着スノーモービルの跡が滑る

先週の激パウダーと違い、気温が上がって残念な雪質だった。
今日は、人間は勿論この辺でよく見る猿やカモシカにも会わず静かな山行だった。
降られなかっただけでも良しとしよう。