4:15に自宅を出発。太郎坊トンネル奥の駐車スペースは、除雪車の雪で入れない為、スコップで除雪して何とか駐車をし
シール登高開始。昨日の積雪はだいぶあるものの、重く湿った雪で期待はずれ。天気も晴れの予報であったが、歩き始めて
すぐに弱い霧雨となる。気温が高く汗びっしょりになりながら1合目駐車場に到着。
視界が悪く、真っ白な雪原で唯一の目印である夏道のポールを頼りに登る。これがなかったらとてもルートを取れない。
徐々に斜度が増してくると、霧雨は止んだものの視界が更に悪く、次のポールを慎重に捜しながら登る。2180m付近で50分
ほど待ち一瞬、宝永山が姿を現すが、その後天候の回復が望めない。諦めて滑降準備をしていると単独の山スキーヤーが
登ってくるが、やはりここで様子見。
一瞬、宝永山が姿を現すが、すぐにガスの中
ポールを頼りに慎重に滑降開始。斜面が見にくい上にモナカの雪質でターンに苦労し、滑降を楽しむというより、ただただ標高
を下げるのみ。標高が下がり気温が高くなると、今度は重く湿った雪で、これまたターンに苦労する。途中、何組かのパーティー
とすれ違うが天気の回復を期待しての登りだが、はたして?
1合目まで下ると多少視界がある。ボーダーも悪雪に難儀している
1合目まで下ると多少視界も出てくるが、相変わらずの雪質で早々に車まで滑り下る。
なんと、今度は他の登山者の車が邪魔で出られない。何度か切り返して出ようとするがギリギリ出られない。諦めて少し戻り
雪上訓練中の団体に声をかけると、犯人はこの団体におり、やっと車道に出る。
今回の山行は散々であったが、御殿場温泉会館で汗を流し、さっぱりして帰途につく。