富士山(須走口〜山頂往復)
6月1日
  

  コースタイム:駐車場6:30〜山頂12:30・13:40〜雪渓末端14:20・14:30〜駐車場15:00

富士宮口からは何度も登っているが、今回は須走口から挑戦。登り始めの標高が約1900mと富士宮口より500mほど
低いので、高度に弱い自分としては体力が心配。
3:25に自宅を出て、須走口駐車場に5:30着。今日は、スバルラインが閉鎖されているせいか、既に、大勢の
山スキーヤーや山ボーダーが居てびっくり。準備をして6時に出発。
ブル道を1時間ほど歩き、雪渓末端からシール登高開始。

            

                  ブル道から山頂、山頂まだまだは遠い(あと1700m位か?)

ひたすら単調なシール登高で3300m付近からアイゼンに切り替える。このあたりから、軽い頭痛、目まい、吐き気がする。
何時もながら高度に弱い体質のようで一気にペースダウン。無理せず休みやすみ登ったせいで、症状は悪化せず、やっと
の思いで山頂到着。それとも持参した携帯酸素の効果か?酸素を吸っても自覚症状的にはなんの効果も無かったが。
2400mより下は雲の中。時々山中湖が見えるのみで天気のわりには大展望とはいかない。

             

                              噴火口と剣ヶ峰


            

                           山頂で記念写真

さすがに頂上は風が強く、岩陰で行動食休憩していると同じRSSAの村石さんが登って来るではないか。その後、今度は
三浦さん(RSSA)さんらのパーティー(たぶんHさん)も到着し、しばし雑談。
三浦さんらはいろいろ偵察中なので、村石さんと先に滑降。登って来た斜面の南側のバーンは誰も滑ってなく、こちらを
選択。
岩を避けて、いよいよ滑降開始。ところが、滑り始めてすぐに転倒。軽いモナカで問題ないと思ったが先端が引っ掛かって
しまったようだ。少し下ると雪が緩くなり快適なザラメと変り、広大なバーンに我々だけのシュプールを刻む。
この時期としてはデモボコもなく最高の雪質。

            

                           上部滑降中の吉田


            

                     快適なザラメ斜面にシュプールを刻む村石氏


            

                      自分のシュプールを振り返りパチリ(村石氏)

2800m付近からトラバースぎみに往路に合流すると、シュプールが多くなるが、この雪質では問題ない。徐々にガスの中
となり、ルートが分かり難いが、ほぼ予定通り2300m付近まで滑りブル道に出る。

            

                        広大な斜面を滑降(吉田)

後は、スキーを担いで30分下れば駐車場で今シーズンのフィナーレ。
今回は、条件が良かった為かもしれないが、富士宮口よりは楽しいルートでシーズン最後の山スキーを十分楽しむ事が
出来て満足。