金山沢 雷雨撤退(猿倉〜2300m往復)
5月29日
天気予報は良くないが、山スキーキチガイの宴会が白馬であり、せっかくなのでダメもとで出かけた。
猿倉に着く頃には雨は小降りとなり、止むのを待って9:40シール登高開始。
大雪渓へのルートを左に見送り、金山沢へ入る。徐々に天気は回復し青空がのぞき、稜線方面も見えてきて期待が
膨らむ。

           

                    徐々に天気が回復方向と思ったが

12:25右にカーブし一旦斜度が緩んだあたりで行動食休憩。
何やら稜線のガスが増えてきているではないか。再びシール登高してまもなく雨が降り始めたと思ったら豪雨となり、
あわてて雨具とザックカバーを付けていると雷まで鳴り出す。こんな雪原では危険。ましてやストックやピッケルがいかにも
避雷針であり、急いでシールを外して滑降開始。雪はザラメなのでそこそこ良いが、滑りを楽しむ余裕はなくひたすら高度
を下げ、沢の中に入り「ほっ」とする。危険度は下がるが、相変わらず近くで雷がなっている。一気に猿倉まで滑る。
相変わらずの豪雨の中、車に乗り込み一安心。

温泉で冷えた体を温めて、夜の宴会までビールと昼寝。