コースタイム:清水6:50〜北側尾根1000付近9:30?〜山頂手前稜線11:45・12:10〜東面滑降〜登り返し〜柄沢山13:05・13:55
〜西面滑降〜清水14:45
今週は、平日山スキー部(勿論正式な会ではない)に参加。メンバーは鷹觜さん、菊池さん、Nさん、Hさん吉田の5名。
隣の巻機山には何度も来ているが、柄沢山は機会がなく今回が初めて。
自宅を2:15に出て清水の除雪終点に5:50到着。
今日は天気が微妙で予報機関によって大きく違う。ヤマテンの予報では朝のうちは晴れるものの、その後霧や曇りで午後はにわか雨なの
で早めに下山したいところだ。
涸沢沿いを進み堰堤を二つ越えて左の尾根に取り付く。先行者は右の尾根、その後のスキーヤーは右の沢沿いを行くが、どのルートが楽な
なのだろうか?
目指す柄沢山の稜線が見えてきた
1000m付近を過ぎると展望が良くなり正面の柄沢山と大斜面が良い感じ。左には巻機山、振り返ると大源太山、一ノ倉岳、茂倉岳の奥には
仙ノ倉山、平標山など何時もの山々が違う角度で新鮮。
山頂からの滑降斜面が見えてきた
北側は巻機山が近い
振り返ると大源太山から一ノ倉岳、茂倉岳、仙ノ倉山など
休日山スキー部はピクニック気分
途中、何度か大休止をしながら稜線到着。途中、微妙な場所もあったが全員シールで登りきれた。
当初は天気が心配だったので東面滑降はカットかな?と思っていたが天気は安定しており山頂手前から東面1本。
この斜面は最高。快適なフィルムクラストとなっており今季の残雪期としてはNo1の雪質でスキーが滑りよく曲がる。
快適斜面
私も1本
柄沢山東面の快適な1本
フィルククラスト斜面
こちらも快適
最上部の新雪も滑りが良い
至福の滑り
何処までも滑りたいが、滑った分だけ登り返しなので適当な所から登り返し。稜線に戻ったら5分程で柄沢山到着。
今まで見えていなかった朝日岳や大烏帽子山が近い。振り返ると中ノ岳や越後駒ケ岳、手前には小沢岳や下津川岳、越後沢山など標高は
高いものの登山道がないためマイナーな山々だが残雪豊富。
見えていなかった朝日岳と笠ヶ岳、大烏帽子山
巻機山へ続く稜線、手前の雪庇の弱点から東面滑降
津川岳、越後沢山の奥に中ノ岳、越後駒ケ岳
十分休憩し待望のメインディッシュ。山頂直下は笹が出ているので稜線を少し戻って左にトラバースすれば大斜面が続いている。
最初はこっちもフィルムクラストで快適。しかし、そうは上手くいかない。
その後は、重めの新雪と時々カリカリ斜面でさっきのような訳には行かない。しかし、残雪期の雪質としてはまずまずで贅沢は言えない。
大斜面上部
良いロケーション
上部斜面
この辺は脚はつってません
時々ガリガリっとなるので油断できない
大斜面を振り返る
この辺りまで来ると雪は重くなって来た
沢は狭くなって来たが滑降はまだまだ続く
雪は重くなってきた
沢が狭くなる辺りから滑りは重くなるがターンには問題ない。
途中、デブリと沢の口が開いている場所があったが右岸側から難なく巻き、後はスキーを滑らせて除雪終点ポイント到着。
初めての山だったが、山スキー向きの良い山だった。
心配した天気も思いの外が良く楽しい山行だった。