笠ヶ岳(谷川)・赤倉沢(土合橋〜白毛門〜笠ヶ岳〜赤倉沢〜湯檜曽川〜土合橋)
4月3日
コースタイム:土合橋7:10白毛門10:20・10:50〜笠ヶ岳直下11:20・11:30〜赤倉沢〜湯檜曽川〜土合橋12:40


秋に登っているが、山スキーとなると最初から担ぎとなる白毛門は敬遠ぎみであったが、今回初見参で赤倉沢を目指す。
自宅を3:50に出て6:40着。7:10準備をして出発。昼頃には上空の寒気の影響で急変する予報なので早めに着きたい
ところだ。
ほぼ夏道通りに登り、松ノ木沢ノ頭の先からはアイゼン、ピッケルで山頂を目指す。
山頂からの展望は良く、いつも見慣れた角度とは違い素晴らしい。何と言っても一ノ倉沢から幽ノ沢に続く谷川東面の
大岩壁は迫力がある。

                      *写真クリックで拡大

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                   やっと白毛門の山頂方面が見えてきた


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                 白毛門からは何と言っても一ノ倉沢が良い


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                  笠ヶ岳から朝日方面の斜面は素晴らしい


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                    白毛門山頂で記念写真

さて滑降であるが、締まった雪は登りでは助かったが、滑るとなると快適ではなく白毛門山頂からより笠ヶ岳からの赤倉沢
が南西面でザラメ可能性大。一旦鞍部まで滑り再びシートラーゲン。すると頂上付近が何やら怪しい雲行きとなり頂上直下
で慌てて滑降準備をする。あっという間に稜線はガスが流れ始め、早速、赤倉沢へ開始滑降。
最初はガリガリであったが、直ぐにザラメとなりデブリを避けながら快適滑降。

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                           赤倉沢上部

更に下ると小さな滝が現れるが、左岸から難なく巻く。
その後は時々デブリはあるものの、右へ左へカーブしながら快適な滑降が続き、やがて湯檜曽川と合流。

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                         滝は左岸から巻く


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                         赤倉沢下部


           

                            笠ヶ岳滑降1


           

                           笠ヶ岳滑降2

湯檜曽川に着き上部を振り返るとガスの中で、間一髪のタイミングであった。
後はのんびり湯檜曽川沿いを40分程滑り土合橋到着。この頃には本降りとなって来た。

微妙なタイミングであったが、何とか視界のあるうちに滑降出来て良かった。次回は晴天時に滑降したいところだ。
さてこの後は、明日の守門に備え大白川へ移動。