コースタイム:上高地5:20〜岳沢小屋7:45・8:45〜前穂高岳12:05・12:40〜ダイレクトルンゼ滑降〜奥明神沢〜岳沢小屋13:05・13:40
〜上高地14:25
前日天気が良くなかったので、西糸屋の山小屋タイプ泊まり。荷物をデポして5:20出発。予報では風が強いので何処まで行けるか?
西穂高沢には既に数パーティーの登山者が登っているが、斜面はデブリが多く却下。
吊尾根方面も良い天気だが時々雪煙が舞っており風が強い
西穂高沢は既に数パーティーの登山者が見える。滑降にはデブリが多い
岳沢小屋付近は朝のうち風が強く様子もでゆっくり休憩。奥明神沢はメンツルなので滑るには良さそう。
すると三浦、SHOパーティー登ってきた。やはり条件次第だが取りあえず奥明神沢方面へ。
岳沢小屋からの乗鞍岳は素晴らしい
結局、今のところメンツルの奥明神沢へ。登山者のトレースがあるので助かるが、何度登ってもこの登りはキツイ。
やっと山頂が射程距離
やっと前穂高岳山頂到着。三浦、SHOパーティーはとっくに到着し、いろいろ下見中。
少し春霞がかかっているがいつも通り素晴らしい展望だ。
奥穂高岳とジャンダルム、ロバの耳
こっちは常念山脈
槍ヶ岳をバックに山頂で記念写真
三浦、SHOパーティーは早々に滑降していった。途中からマニアックルートのようで初滑降か?
私はゆっくり休んで登りのルートの何時ものダイレクトルンゼを滑降。
上部は良い感じのザラメで快適。徐々に斜度が増し重い新雪となって来た。
ダイレクトルンゼ上部は快適なザラメ
ザラメから重い雪に、滑りにはそれなり
その時雪崩が発生。積雪層が浅かったせいか波乗り状態でそのまま流れて沈む事はなく止まっって事なきを得たが、判断の甘さに反省
しきり。
奥明神沢を振り返る
後は、重くなった雪の奥明神沢を岳沢小屋まで滑降して大休止。
奥明神沢下部からを岳沢小屋へ滑降
三浦さんは生ビールを飲んでゆっくりしていくようだが、私は荷物の回収もあるのでグッと我慢して下って行く。
昨年より雪が多いので長くスキーを使えて多少楽。
西糸屋で荷物を回収し、残雪でアイシング。面倒な膝になってしまったがこれをやらないと後が心配。
今回も目的のルートhが滑れなかったが無事でなにより。