三岩岳(下大戸沢スノーシェット〜南東尾根〜三岩岳〜三岩沢〜下大戸沢スノーシェット)
3月5日
コースタイム:下大戸沢スノーシェット7:50〜三岩岳13:00・13:35〜三岩沢〜下大戸沢スノーシェット3:40

今週の金曜日はFHで檜枝岐へ。天気も良いが気温が上がる予報なので雪質は期待出来ない。しかし最も気になるのは下大戸沢が通過出
来るかなのだが、今回は下から詰めるのでダメなら会津駒ケ岳へ転進の選択もあるし、帰りの不安も少ない。
自宅を3時前に出発し登山口に7:25到着。今日は、鷹觜さん、Hさんとの3人パーティー。
登り始めて最初の左岸への渡渉。ここは前回(2/11)はスノーブリッジだったのでだいぶ少なくなっている。この後、渡渉はしなかったものの
急斜面のトラバース、藪こぎでだいぶ時間がかかる。三岩沢まで来れば大丈夫。
ここからは3人パーティーが先行でトレースしてくれたので助かる。右の尾根に取り付き、後は尾根通しで登る。
シンボルの三ツ岩を過ぎればやがて山頂到着。

  

                            正面に三岩岳が見えてきた


  

                             尾根の途中からの大戸沢岳


  

                        シンボルの三ツ岩を過ぎればまもなく頂上

春霞で多少霞んで飯豊連峰は見えないものの素晴らしい展望。特に浅草岳、守門、越後駒ケ岳、中ノ岳など新潟方面の展望が良い。

  

                        山頂から中ノ岳、荒沢岳、越後駒ケ岳


  

                              奥に守門岳と浅草岳


  

                              こちらは会津駒ケ岳

山頂からの三岩沢へのエントリーは、いつのものか分からないが既に自然発生雪崩が発生しており今回は却下。少し東側からエントリーする
事に。
チェックでは雪崩のリスクは低そうだが、気温が高く雪が重そう。
滑降開始。やはり重い雪質だがパウダーと呼べなくもないまずまずの滑り。安全な尾根上の斜面を滑降していたが細くなってきたので左の
三ツ岩方面からの広い沢へ。見た目は広くて快適なのだが雪が更に重く我慢の滑り。再び右の尾根上に戻ると少し良くなった。

  

                            上部滑降(吉田)鷹觜さん撮影


  

                         上部滑降2(吉田)鷹觜さん撮影



  

                                 稜線直下のHさん


  

                           三ツ岩をバックに滑降の鷹觜さん


  

                            上部斜面を振り返る


  

                  山頂稜線からの滑降。今回も操作ミスで動画の筈が静止画


  

                                    Hさん


  

                                  鷹觜さん


  

                               こっちの沢は重雪

あとは斜度が緩くなったら三岩沢を飛ばす。登りルートと合流する辺は時々ストップスノーとなり脚に堪える。

  

                               後は緩斜面の滑降


  

                               下部のHさん


  

                               三岩沢を振り返る


  

                          下部から上部シュプールをズーム

何時もならここからが10分もあれば車に着けるが、今日はここから再び大汗をかく。
登りで通れた場所が気温上昇で雪が切れたりで、なかなか着かない。
2回ほど渡渉はあったものの靴を濡らすことなく無事下山。

重めではあったものの三岩沢は十分楽しかった。明日は更に気温が上がる予報なので休んで正解。やはり沢通過がポイントだったが
大戸沢岳も含め沢通過ルートは終わりか?

今日は何時もの民宿が泊まれなかったものの、別な民宿も料理が旨く部屋も綺麗で満足。檜枝岐の民宿はハズレがない。

翌日、鷹觜さんは会津駒ケ岳へ。私とHさんは途中までの半日行動。やはり気温が高く重い雪に苦労しながらの滑降。

後は、貸切の「燧の湯」で汗を流して帰途に着く。