コースタイム:猿倉7:10〜白馬山荘12:35・12:55〜山頂13:15〜二号雪渓エントリーポイント13:20・13:40〜
白馬尻14:15・14:30〜猿倉15:00
今シーズンはいろいろあって思うように山に行けないまま気が付くとシーズンも終わりが近づいており最後にスカッとした
山スキーで締めくくりたい。雨でだいぶ雪も減っているだろうから残雪豊富な白馬へ。
自宅を3時前に出て猿倉に6:50到着。平日なので車は少なく3台ほど。
早速準備をし、スキーを担いで出発。白馬尻の下からやっと雪が繋がりシール登高に切り替える。
久々に良い天気だ。やっと雪が繋がりシール登高
やっと稜線が見えてきた
大雪渓上部の急斜面を登りきると稜線も見え一息。
しかし、ここからが長い。途中、雷鳥に励まされながらひたす登る。
雷鳥が疲れを癒してくれる
途中、1箇所スキーを脱ぐが白馬山荘の5分ほど手前まで雪は繋がっていた。
白馬山荘に到着したらベンチで大休止。今日は暖かく気持ちが良く、剱、立山を見ながらテルモスの紅茶でのんびり。
鑓ヶ岳方面は良いが、東側はガスが湧いている
剱岳周辺も雲が多い
さて、もうひと登りだ。二号雪渓のエントリーポイントにスキーをデポし山頂へ。
山頂は天気が良いものの、回りの山々は雲が多くなって来ており大雪渓側も雲が湧き、あまり条件は良くなさそうだ。
山頂はガスが掛からず気持ちが良い
この時期のエントリーポイントはパックリ割れている事が多いが、今年の雪は十分なので下部も繋がっているだろう。
但し、嫌らしいのはこのガスだ。
二号雪渓のエントリーポイント。クレバスが無いのは良いがガスと下部の雪崩跡が嫌らしい
視界は今一だがいざ滑降開始。最初の数ターンで湿雪雪崩が一気に落ちていく。それ程深くないので問題無さそうだが下部の
視界がないなか雪崩音だけ続くのは気持ちの良いものではない。
稜線からの滑降ライン
視界は今一だが何とか滑降可能だ
時々、雪崩をやり過ごしながら滑降していくとやがてガスも取れると開放感も出て快適。
このまま真直ぐ下って行くと雪が切れているので、一旦、右にトラバースし最後の斜面を滑れば大雪渓に合流。
ここを真直ぐ滑降すると雪が切れているので右へトラバースが正解
最後の綺麗な斜面。この後は落石を避けながら大雪渓へ
疲れた頃に大雪渓と合流
大雪渓に出たら落石を避けながらの滑降であるが何度か石を踏んでしまう。
白馬尻下部で滑降終了。後はスキーを担いで夏道、林道と気持ちの良い新緑を見ながらのんびり30分程歩けば駐車場
到着。
早くも花の季節ながら種類が分からない
今シーズンはこれで終了。てな訳でIさん、Sさん悪の道に誘わないで下さい。
途中、ガスはあったものの満足の行く山行でシーズンを締めくくる事が出来て良かった。
後はいつもの民宿で温泉とビールだ。