武尊山(オグナほたかスキー場~前武尊~家ノ串~西俣沢~家ノ串~前武尊~十二沢~オグナほたかスキー場)
  1月29日


  コースタイム:ゲレンデトップ9:00~前武尊9:35・9:40~家ノ串10:25・11:00~西俣沢滑降終了1795m11:05・11:30
           ~登り返し~家ノ串12:35・12:45~前武尊13:25・13:45~十二沢~スキー場13:55

  今週は武尊山の西俣沢へ。今までは渋滞前に帰りたいばっかりに荒砥沢までしか行ってなかったので遅ればせながら初めて。
  自宅を3:55に出てオグナほたかスキー場に7:10到着。
  レストハウスで登山届を出してリフトが動くまで時間つぶし。予報通り朝の小雪が止み良い天気になってきた。
  ゲレンデトップに到着すると先行者が3人登っており、有り難くトレース拝借。
  途中、恐ろしく速いテレマーカーに追い越され35分程で前武尊到着。いずれも先に進んでいるので西俣沢方面のようだ。

  

         前武尊到着


  

          剣ヶ峰と目指す家ノ串

  一旦下って剣ヶ峰をトラバースし鞍部から家ノ串を目指す。ここは嫌らしい所だが先行者のトレースのお陰で助かる。
  家ノ串山頂に到着したら先行の4名にお礼。お陰で予定より早く到着し体力も温存出来た。
  次々に滑降していったが、こっちは展望を満喫しながらのんびり準備。
  さっきまで雲がかかっていた谷川方面もすっかり良い天気で至仏山も近い。振り返ると富士山から八ヶ岳まで見える。

  

          中ノ岳と武尊山


  

           谷川連峰


  

            至仏山

  待望の滑降開始。いい感じのパウダーが溜まっており斜度も手頃で間違いなく今シーズン一番のパウダーで気持ちが良い。
  斜度が緩んで来たら登り返しポイントの1795m付近で滑降終了。荒砥沢より樹林が少ないので快適。

  

            西俣沢上部斜面


  

            西俣沢上部滑降


  

            西俣沢滑降斜面を振り返る


  

             西俣沢中間部から下部滑降

  先行者は尾根に登り返して西俣沢左俣や荒砥沢を滑降するらしい。楽しそうだが、登り返しが増えるので勿体無いと言われたが
  予定通り家ノ串へ登り返し。
  滑りが快適パウダーだっただけに登りのラッセルもキツイ。膝ラッセルだが所々シュープを使って登りほぼ予定通りの時間で
  家ノ串到着。

  

      登り返し途中からシュプールと登りトレース、バックは至仏山と燧ヶ岳


  

            もうすぐ稜線

  いつの間にか武尊山の山頂には川場スキー場からの登山者が多い。どう見ても川場剣ヶ峰の通過が嫌らしい。
  休憩後、シールのまま鞍部へ。この下りが尾根も細くパック気味で微妙なので核心部だった。
  家ノ串の荒砥沢直下で3名いるがどうしたんだろう?休むにしてはいい場所ではない。
  後はトレース通りに前武尊に戻る。この時間だとさすがに誰も居ない。
  後は滑降のみなので栄養補給し十二沢へ。
  十二沢はシュプールだらけで、南面なのですっかり雪が重く曲がらない。やはりここは午前限定のようだ。
  所々に点発生雪崩もありひたすら高度を下げてスキー場到着。
  後は、ゲレンデを滑りレストハウスで下山届け提出。
  すると、群馬県警が出動準備しており確認すると、家ノ串直下の怪我人の救助らしい。ご苦労様です。迷惑をかけないように
  しなければ。

  西俣沢のパウダーは今シーズン最高で実に快適だったが、反面十二沢は今シーズン一の悪雪。
  もちろん差し引いても遥かに楽しい山行だった。