西ゼンは、核心部の滝の通過がポイントとなるが、このところの降雪で滝は埋まっているものと推測しチャレンジ。今日は、碇谷氏との
パーティーで目指す。
7:50駐車場からシール登高開始。
10分ほど林道を歩き、ヤカイ沢に入る。高曇りであるが天気は持ちそうだが風が無く暑い。途中から右の尾根に取り付き大汗をかきながら尾根に出たところで行動食休憩。天気は回復に向かっており徐々に明るくなってくる。時々出るクレバスを避けながら更に登り
稜線で出れば山頂は近い。
11:20平標山山頂着。仙ノ倉の向こうに昨日登った茂倉岳から谷川連峰が見事で、反対方向には苗場山が近い。
平標山からの苗場山
休憩後、11:45滑降開始。
山頂から北面の大斜面を西ゼン目がけて下り始める。最初はアイスバーンであるが徐々に柔らかくなり、斜度が増し沢が狭くなると
パウダーに変わり快適。更に下り、左にカーブすると沢は狭くなり核心部の急斜面に変わる。幸い滝は出てないが雪崩に注意しながらパウダーを飛ばす。そこを過ぎると沢は広くなり開放感がある。更に下ると雪が重くなり快適なターンとはいかなくなってくる。
左にカーブすると核心部の滝
核心部上部の斜面
ルートは左上部から
デブリを2ヶ所通過し、斜度が緩くなると左から平標沢を合わせて仙ノ倉谷となる。滑らないスキーに苦労しながら下り
12:45郡大ヒュッテにようやく到着。
休憩後、再び土樽に向け出発。先行トレースがありスキーが滑るかと期待するも、そうはうまくいかずほとんど歩きで、疲れが出てきたた頃に、関越道と上越線の下を通るとすぐに
車道に出て14:00フィナーレとなる