前日、多少の降雪があったようで、別荘地内の車道もシール登高できる。ここで偶然にも同じＲＳＳＡの鷹觜さんと会う。南面
の沢を滑降予定のようで、この後、山頂まで同行。
ヤカイ沢から右の尾根に上がると猛烈な強風であおられながらの登高。当初はシッケイ沢の予定であったが、この風の中
稜線を歩く気力はなく。西ゼンにルートを変更。
山頂に到着すると更に風が強く、立っているのがやっとでシールを外すのにも難儀する。天気はそこそこ良いのであるが、
この風から逃れたいので早々に準備して滑降体勢を整える。ここで鷹觜さん、途中で会った伊藤さんと別れる。
山頂直下は、ガリガリバーンで慎重に高度を下げる。ノドの手前あたりから吹き溜まりの雪でやっと柔らかくなる。
上部アイスバーンを過ぎて山頂を振り返る
核心部のノドより下も吹き溜まっており一見快適そうであるが、強風で積もった雪なので、念のため簡単なアバランチチェック
をして滑降再開。多少重めの雪質であるがターンも決まり快適であるが長くは続かない。
西ゼン上部を振り返る
核心部を過ぎると広い斜面が続く
コースは、右に大きくカーブし広い斜面をとなるが雪が更に重くなって快適とはいかない。ダイコンオロシ沢を合わせて左に
カーブすると斜度も緩くなり。ここで休憩、山頂付近の強風が嘘のなうな穏やでのんびりする。
中間部を振り返る
重くなった雪でスキーは滑らず、緩斜面をほぼ直滑降で仙ノ倉谷に合流。左岸に渡り振り返ると平標山と西ゼン上部が見
える。１５分ほどで群大ヒュッテ到着。
仙ノ倉谷から平標山と西ゼン上部
大休止後、毛度沢沿いを４０分ほどスキーを滑らし、上越線と関越道の下をくぐると毛度橋に出てフィナーレ。