大烏帽子山・ナルミズ沢(宝川温泉〜布引山南尾根〜布引山〜大烏帽子山〜ナルミズ沢
                    〜1350m〜南尾根〜宝川温泉)
4月18日
コースタイム:宝川温泉6:00〜布引山10:00?〜大烏帽子山11:25・11:55〜ナルミズ沢〜1350m12:10・12:25〜布引山南尾根13:10
         〜宝川温泉15:00

ナルミズ沢は行ったことがなくいずれは滑って見たいと思っていたが今回やっと実現。本来は3月頃の一面真っ白な時期が良いのだがつい
つい遅くなってしまった。時期が遅いので雪の量が気になるとこだが、初めてのエリアはワクワクする。
自宅を2:35に出て宝川温泉に5:40到着。早速準備をしてスキーを担いで出発。

     

                                 宝川温泉駐車場、ここから出発

何と200m程歩いたところで雪が繋がって来た。延々担ぎを覚悟していただけにラッキー。シールで林道を進む。途中、何度かスキーを脱ぐが
担ぎよりは楽だ。
林道終点から尾根に取り付く予定であったが、1箇所土砂崩れで林道が切れた場所を終点と勘違いして杉林の尾根を登ってしまう。
GPSで位置確認をするとだいぶ手前から取り付いたようで左へ修正しながら登る。杉林を出ると南尾根が確認出来、そこに向かってひたす
ら登る。

     

                                    布引山南尾根を登る

樹林帯を過ぎ、布引山付近まで来ると雨ヶ立山や正面に目指す三角錐の大烏帽子山が見えてきた。

     

                        谷川岳(左奥)、手前は白毛門から朝日岳


     

                                   奥が大烏帽子山

ここからも長い。稜線を忠実に進むが烏帽子付近で2箇所雪が切れて笹薮漕ぎを強いられた。烏帽子から鞍部まで降れば、後は大烏帽子山
までシールで登るのみ。

     

                                     山頂が近い

やっと大烏帽子山到着。土合から登った場合は朝日岳の更に先に位置しており、奥深い地域で誰もいないだろうと思っていあたが登山者の
トレースが1本。
山頂からの展望は素晴らしい。普段見慣れている山々だが今までとまったく違う角度で新鮮。
ここからは至仏山、燧ヶ岳、平ガ岳等の尾瀬の山々や越後三山、巻機山が近い。

     

                                      山頂到着


     

                                   越後三山方面


     

                                    柄沢山や巻機山方面

テルモスのハーブティーと行動食を食べながら大休止。
さていよいよ準備をして滑降開始。雪は素晴らしいフィルムクラストで気持ち良いターンが決まりスキーも滑る。

     

                            大烏帽子山からの快適なフィルムクラスト斜面


     

                         大烏帽子山山頂からナルミズ沢へフィルムクラスト斜面をを滑る

ルートは右にカーブしながらフィルムクラストの雪は続く。

     

                               ナルミズ沢を右にカーブしながら滑降


     

                                    ナルミズ沢滑降2


     

                                     まだまだ快適


     

                                       ナルミズ沢3

しかし、斜度が緩んでくる辺りから滑りが悪くなり、やがてストップスノーになってしまった。
1350m付近で滑降終了し登って来た南尾根に取り付く。

     

                            登り返し途中からナルミズ沢の滑降ライン

45分ほどで尾根到着。今日は誰も居ないと思っていたが1パーティー登って来た。今日はテント泊まりらしいので何本も滑れるだろう。
尾根で大休止後、再び滑降。最初は広く気持ちの良い斜面。樹林帯もそこそこ間隔があるので問題ない。今度は当初の予定通り林道終点
から林道を宝川温泉を目指す。尾根から1時間半丁度で到着。

     

                                武尊山に向かって南尾根を滑る


     

                                    トラックデータ
  
やっとナルミズ沢を滑る事が出来て満足。今回は忠実に尾根を登ったが布引山付近から1本滑りナルミズ沢をシールで詰めたほうが滑降として
は楽しめそうだ。
この後は、何時もの水上温泉の民宿で温泉とビール。