仙ノ倉山・イイ沢(火打峠~仙ノ倉山~三ノ字のノ頭~シッケイノ頭手前~イイ沢~仙ノ倉谷~群大ヒュッテ~毛渡沢橋)
  2月26日


  コースタイム:火打峠6:40~仙ノ倉山10:50.11:25~イイ沢11:45~仙ノ倉谷12:05・12:15~群大ヒュッテ12:35・12:45~毛渡沢橋13:35

  今週は3年ぶりに大好物のイイ沢へ。このところコロナや小雪で行けなかったので楽しみ。
  自宅を2:35に出て駐車場に5:55到着。ゆっくり準備していると鷹嘴さん、宮本さんの車が。北面滑降の予定だったが体調イマイチのようで
  様子見ながら行くいう事なので、一足先に仙ノ倉山を目指す。結局、体調は回復し平標沢から毛渡沢橋へ抜けたようで、それも捨てがたい。
  2週間前同様、雨が降っていないので尾根に出るルートはクラストしてなく難なく登れた。

  

            尾根に出ると浅間山と八ヶ岳、南アルプス

  稜線に出たらトラバースして夏道に合流。平標山、仙ノ倉山間は風の強い場所だが今日はそよ風で暖かい。

  

         もうすぐ仙ノ倉山


  

             稜線から中ノ岳や巻機山方面

  アップダウンを繰り返して仙ノ倉山到着。
  久々の山頂は相変わらずのいい展望で富士山や八ヶ岳、北アルプスも見える。反対側は谷川から何時もの新潟、会津方面の山々が
  素晴らしい。

  

           山頂到着


  

            平標山と白馬連峰


  

         万太郎山、谷川岳、一ノ倉岳、奥に至仏山と燧ヶ岳

  十分休憩し待望の滑降。まずは三ノ字の頭へ。ここから北面を滑降、雨の影響がないので何時もほど硬くないが少し下ると大きなシュカブラ
  状のデコボコ。先行者はこのままシッケ沢を滑降したようだが、隣の毛渡沢西俣はデブリだらけで、やはりこっちは危険度は高い。
  左にトラバースするとクラストした笹の混成で不安定この上ない。例年より楽かと思ったが風の影響が強く楽ではなかった。
  やっとエントリーポイントのシッケイの頭手前に到着。

  

         三ノ字の頭を振り返る、硬かった


  

             万太郎山が近い

  ここからは楽しませて頂きます。
  最上部は風の影響でやや重の雪質だったが、すぐにパウダーとなり、西ゼンからのルートに合流するまで、これでもかというパウダーに感激。

  

              イイ沢を覗く


  

             イイ沢上部


  

             上部滑降斜面


  

              イイ沢中間部


  

           快適斜面はまだまだ続く


  

           イイ沢下部から西ゼンルート


  

         イイ沢全景、自分のシュプールに自己満足



  西ゼンルートに合流したら行動食休憩。暖かく気持ちが良い。やはり西ゼン方面はシュプールだらけ。
  後は緩く滑降し沢沿いを群大ヒュッテへ。
  林道を50分程スキーを滑らせて毛渡橋沢橋到着。
  有難い事に、途中で一緒になった長野からの4人パーティーに同乗させて頂き火打峠に戻る。感謝感謝。

  3年ぶりのイイ沢は天気にも恵まれてこれ以上ない爽快感を満喫。