仙ノ倉山・イイ沢(火打峠~仙ノ倉山~イイ沢~仙ノ倉谷~毛渡橋)
2月23日
コースタイム:火打峠6:45~仙ノ倉山11:40・12:20~西ゼンルート合流13:00・13:10~群大ヒュッテ13:55~毛渡橋14:40
今週も火打峠から。
自宅を2:30に出て平標山登山口駐車場に5:50到着。なんだかんだでノンビリしていたらまたまた出発が遅くなってしまった。
その後は、順調に主稜線に到着。日曜日の雨の影響でクラストしておりクトー装着。
稜線は高曇り
平標山をトラバースして鞍部に出るまでは順調だったが、ここからカリカリの斜面を登っていると片方のクトーが無い。
少し戻るとあったので良かった。再び歩き始めると今度は反対側が外れる。何度か繰り返し、結局、諦めてアイゼンに変更。
(G3クトーの場合脱着ワイヤーが靴との相性で隙間に入り解除してしまう事があるらい、この靴では初めての使用だったのでそのようだ)
今度は、アイゼンのサイズが合わない。スコットのコスモスプロは以前使用のコスモスと同じ形状という事で調整しなかったが
それが失敗。念のため確認しようと思いながらすっかり忘れていた。
後ろの微調整ではダメでザックの奥からドラーバーを取り出して長さ調子。
結局、50分程経ロスってしまった。高曇りだが風が弱くて良かった。気のせいか気温があがり少しクラストも緩んだようだ。
遅れた時間を取り戻そうと仙ノ倉山まで飛ばして大汗。展望はまずまずだが雲が時々かかる。
滑降準備をしているとまたまたトラブルが、靴のバックルがブランブラン。一番上のバックルのビスが外れているではないか。
ビス自体は運良くすぐ近くにあったの手で閉めて仮止め。かなり緩々だが流石に靴用のレンチは持参していないので何とかこれで持って
欲しい。今年購入なのに早くも外れるとはーーー
仙ノ倉山到着
越後三山方面
谷川連峰の奥に至仏山と燧ヶ岳
平標山を振り返る
谷川岳と武尊山
三ノ字ノ頭からイイ沢のエントリーポイント、奥は終点の毛渡橋、まだまだ遠い
三ノ字ノ頭からは何時も通り硬い。雨の影響はそれ程なかったが、滑降の筋力が残ってなく太ももがツリそう。
三ノ字ノ頭からの斜面、東側はウィンドスラブっぽいのでクラス斜面を滑降
途中からトラバースしてやっとイイ沢エントリーポイント到着。
さっきまで雲のかかっていた巻機山
三ノ字ノ頭方面、上部は硬かった
正面の万太郎山
さあ、楽しませてもらいましょう。と思ったら重いパウダーで疲れた太ももに堪える。何時もならやがて日陰となり軽くなっていくのだが
今日は気温が高く更に重くなってきた。右岸側からスノーボールや小雪崩がひっきりなしなので、途中でノンビリも出来ずやっと
西ゼンルートと合流し大休止。
タラレバだと、50分のロスが無ければもっと良かったかも?
イイ沢を覗く
上部斜面
イイ沢上部1
まだまだ続く
イイ沢上部2
徐々に右岸からのスノーボールや小雪崩が多くなる
イイ沢中間部
イイ沢を振り返る
西ゼン方面
先週と違いシュプールがあるので楽に群大ヒュッテ到着。この後も何時も通りのコースタイムで毛渡橋へ。
火打峠への戻りはTスキー山岳会の方々にお世話になり有難い。
天気はまずまずだったが、予想に反してドパウダーとはいかなかった。それでも度重なるアクシデントに負けず仙ノ倉山からのロング
ルートに今年も行けて満足。