白馬岳・二号雪渓(猿倉~大雪渓~白馬岳~二号雪渓~大雪渓~猿倉)
5月3日
コースタイム:猿倉5:15~白馬山荘11:50・12:15~白馬岳12:35~二号雪渓ドロップ13:00~大雪渓13:30~猿倉14:25
今年も体力の試金石に白馬岳へ。
GWなので駐車スペースが心配で自宅を12:30に出て猿倉に4:35到着。6割ぐらいか?(7時にはほぼ満車らしい)
安心してゆっくりしていたら出発が遅くなってしまった。
林道は通行不可で猿倉荘から出発。朝から吐き気がしてどうも不調。
白馬岳遠望
大雪渓に出てひと汗かくと、やっと普通の状態になってきた。
小蓮華沢は繋がっているが雪崩溝が多い
山頂はまだまだ遠い
何時ものシートラポイントをやっと通過。後は白馬山荘までシールで登る。
ここから再びシールで登る
何時もはどんなに暑くても稜線は風が冷たいが、今日は暑くて山荘で購入のコーラが旨い。この陽気は二号雪渓の雪質には良くなさそう。
しばしベンチでのんびり。
剱立山
白山
十分休憩して二号雪渓のドロップポイントへ。 雪庇が小さく大丈夫そうだが、その下がだいぶ雪崩溝が深く要注意。
今年の二号雪渓ドロップポイント
まずは山頂へ。いつも通りの360度の大展望。午前中は谷川岳もはっきり見えていたが、さすがにボンヤリ。
白馬岳到着
旭岳
小蓮華山の奥に妙高山、火打山、焼山
白馬鑓ヶ岳と槍ヶ岳
ドロップポイントに戻り滑降準備。
まずは慎重にドロップし、すぐに右へ。その先にクラックが隠れており肝を冷やした。
ここから雪崩溝が多くスラフもだいぶ落ちるので慎重に滑降。
二号雪渓最上部滑降
最上部を振り返る
これからの滑降斜面
二号雪渓上部滑降
上部を振り返る
上部滑降2
少し下ると雪崩溝が少なくなり左岸側がメンツルで快適。
しばらく滑降したら右岸側に移る必要があるが雪崩溝が深く、何とか弱点を見つけて通過。
二号雪渓中間部2
中間部を振り返る
滑降斜面はまだまだ続く
その後は雪崩溝はなくなるが落石が増えてくるので避けながら滑降。
大雪渓が近くなってきた
二号雪渓下部
やがて大雪渓合流。ここで大休止。
この下の大雪渓は消化試合の場合が多いが、今日は比較的フラットで楽しめた。
二号雪渓最上部遠望、だいぶ雪崩溝が増えた
脱着しながら長走沢まで滑降。朝はギリギリの渡渉だったが、さすがGW。橋が架かっており有難い。
後はシートラで猿倉へ下山。
ニリンソウ
今回も時間はかかったが無事山頂往復出来て良かった。二年ぶりの二号雪渓も滑れて満足。近年、天気が良いと気温が上がり大量にスラフ
が出てしまう。早い時間に滑れれば少し良いのだが体力的に無理で残念。
この後は、定宿で温泉&ビールに喉が鳴る。