スバリ岳(扇沢~マヤクボ分岐~マヤクボノコル~スバリ岳~滑降~マヤクボ沢~針ノ木雪渓~扇沢)
  4月28日


  コースタイム:扇沢6:45~マヤクボ分岐9:25・9:40~マヤクボノコル11:10・11:30~スバリ岳12:00・12:30
           ~ドロップポイント12:40~滑降~マヤクボ沢~針ノ木雪渓~扇沢13:55

  今週も扇沢へ。自宅を1:55出発し扇沢に6:00到着。
  ターミナルでトイレを済ませて出発。直前の豪雨の影響もあり先週に比べてかなり雪が減っている。
  朝からいい天気で、心配した豪雨による雪崩もそれほどではない。

  

   最終堰堤付近から針ノ木雪渓

  マヤクボの分岐からマヤクボノコルを目指す。

  

   マヤクボノコルを目指す

  コルに到着したら風を避けられる場所で行動食休憩。
  ここからはスキーを担いでスバリ岳を目指す。先週のように夏道が雪に埋もれていると嫌らしいが大丈夫
  で良かった。

  

   もう少しでスバリ岳

  30分程でスバリ岳到着。黄砂で多少霞んでいるものの、何時もながら正面には薬師岳から五色ヶ原、立山剱
  と連なり、更に爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬岳等の後立山。近くには先週の蓮華岳と針ノ木岳と素晴らしい。

  

   スバリ岳到着


  

   剱岳


  

   立山


  

  爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳、五竜岳


  

   白馬岳


  

   先週行った蓮華岳


  

   針ノ木岳

  ここは滑降ポイントへのアプローチが何時もい難点なので早速確認。
  山頂から少し下がったところが一旦斜度が緩くなるのでそこでスキーを付けられるが、そこまでは問題。
  雪は急斜面で繋がっているがクラックがどうにも越えられない。見た目は小さかったがストックで確認すると  
  どんどん広がるののと雪が緩すぎる。
  もう一つは少し戻ってトラバース気味に少し下に出るのだが、ここも今日は雪がなくスキー靴でガレ場のトラバース
  となるためここも却下。
  結局諦めて、針ノ木側に少し戻った稜線からマヤクボ方面に滑降する事に。ここは滑った事がないので代替え案
  としては良さそう。
  稜線から滑降開始。下が見えないので少し下ってルート確認。
  直下にクラックがあり、ここは慎重に突破。急斜面であるが、下るにつれ斜度が緩くなるので緊張感はない。

  

   下部を覗く


  

   最上部を振り返る


  

   最上部斜面


  

   上部斜面2


  

   上部2


  

   中間部斜面を振り返る


  

   中間部


  

   下部斜面

  上部は湿雪雪崩が出るが下るにつれ適度なザラメとなり快適。
  やがて針ノ木岳からのルートと合流し針ノ木雪渓へ。
  後は落石を踏まないように注意しながら滑降。
  車道に出たら滑降終了。スキーを担いで10分程で扇沢到着。
  
  スバリ岳山頂からのルートは滑降出来なかったが、滑っていないコースは新鮮でいい感じのザラメ楽しめた。