平標山(火打峠〜山頂〜笹穴沢源頭から南面〜林道〜火打峠)
3月5日
コースタイ:7:50火打峠〜山頂11:10・12:10〜笹穴沢〜南面〜夏道林道12:30・12:40〜火打峠13:30

今週も平標へ。
自宅を3:45に出て火打峠着7:10。
先週同様小雪が舞っており風も強い。天気予報はゆっくり回復なので期待しながらのんびり出発。
今週はかなりの降雪があったので激ラッセルを覚悟していたが先行パーティーのお陰で立派なトレースが出来ており有難く
拝借。
尾根手前の岳樺帯で天気を待ちながら大休止。この上は風が強いうえ視界が悪いのでどうしようか迷うが、とりあえず行ける
ところまでと出発。
主稜線に出てからは更に視界が悪くGPSで確認しながら何とか山頂到着。先週も使ったブロックの陰で天気待ち。

        

                                 山頂はガスの中

時々明るくなり一瞬視界がひらける事があるが、長続きはしない。
1時間程ま待ったが、あまり変らないので滑降する事に。ガスと多量の新雪では北面はおろかヤカイ沢も雪崩のリスクが高い、
かと言って登りルートではあまり楽しくない。ここは鷹觜さんから教えてもらい以前から気になっていた笹穴沢源頭部〜
「平標山の家」の手前から林道に滑降するルートとする。
まずは山頂から登りルートをガスが弱まるタイミングを見ながら少しずつ高度を下げ、やがて視界が良くなったあたりから
笹穴沢源頭部滑降。上部はパックされていたが沢の中はまずまずのパウダー。

        

                            ここまで来るとガスも弱い

下り過ぎる前に右の尾根に出ると、下に「平標山の家」が見える。
ここから南側の小尾根を滑降し様子を見ると美味しそうな沢が現れる。ここを滑降しようか左へトラバースしブナの潅木帯を
滑ろうか迷うところだがトラバースが勿体無いので沢へ飛び込む。少し重めであるが、斜度もそこそこありまずまずのパウダー
で快適。

        

                           平標山の家は近い、手前から滑降


        

                         上部尾根は多少重いもののまずまずのパウダー

沢が狭まったあたりから左の斜面に上がると先ほどのブナ林となりここも快適滑降だ。

        

                                  沢の中も快適


        

                                   快適な潅木帯

更に滑って行くと唐松林となり、このあたりを夏道が通っている筈で林道は近い。このまま滑降すると林道終点付近に出る。
夏道の少し先に出たようで、唐松林から右めにルートをとったほうが帰りは少し。
林道は腐った深雪で下りのラッセル。結局、火打峠まで50分を要した。

今回のコースは予想以上に良いルートだった。稜線の条件が厳しい時以外に厳冬期のパウダーも良さそう。ただ、南面なの
で今年のパウダーは終了か?

後は、いつもの「まんてん星の湯」で汗を流して帰途に付く。首都高で多少渋滞にはまったがほぼ順調に18時自宅着。
今日も晩酌が旨い。