コースタイム:元橋7:15〜稜線手前10:00・10:20〜元橋11:00
3:40自宅を出て6:55元橋着し、準備をして出発。別荘地内を過ぎてラッセルを覚悟していたが先行トレースがあり、あり
がたく拝借。薮は多少あるもの去年に比べると雪が多く登りには支障が無い。
先行トレースは頂上へ直登する尾根へ向かったようだ。
朝のうちは快晴であったが、右の尾根に取り付くあたりから雲が多くなり、稜線には雪煙が舞って風が出てきた。
尾根に取り付くと稜線には雪煙が舞い風が強くなってきた
尾根の手前で休憩していると、主稜線方面は雪煙で視界が悪くなってきた。途中一緒になったスキーヤーはここから下る
らしい。樹林のパウダーは捨てがたいが、行ける所までともう少し先を目指す。主稜線手前では猛烈な風で、この先を考え
撤退とする。以前から気になっていた山頂から一つ南の沢を滑降する事にしトラバース。樹林に入ると風が避けられほっと
する。滑降準備終えてテルモスの紅茶で一息入れる。
さて滑降開始。樹林帯から沢に出て上部を振り返るとクレバスと崩れそうな雪庇が張り出しておりヤバそう。って言うか沢の
下部には崩壊した雪庇の塊が何個かあり長居は無用。
滑り出しは、ウィンドパックされた雪やアイスバーンなどで快適ではないが右にカーブする当りから風の影響が少なく快適な
パウダーとなり浮遊感覚を味わえる。
やっと風が弱くるが雪質は今一
この当りまで来ると快適なパウダーとなる
気持ちの良いパウダーもあっという間に終わり、やがて登りルートと合流。
ここから薮を避けながら15分程滑れば元橋到着。山頂方面を見るとさっきまでより雪煙は少なくなったようだ。
山頂まで行けなくて残念であったが、あの風では致し方ない。
猿ヶ京温泉の「まんてん星の湯」で汗を流して帰途につく。