コースタイム:11/18室堂11:40〜浄土山13:10・13:30〜室堂14:00〜みくりが池温泉
11/19みくりが池温泉7:45〜一ノ越9:00・9:30〜雄山10:40・11:05〜南西ルンゼ滑降
〜浄土山12:40・13:05〜みくりが池温泉13:25
11/20みくりが池温泉7:40〜室堂7:55
11/18
今年も初滑りは立山へ。
天気予報が良くないのでゆっくりめに自宅を出て9:30のトロリーバスに乗り室堂へは11時前に到着。
予報通り雪で視界が悪く宿へ直行しようと思ったが何やら明るくなってくる。早速、コインロッカーに荷物をデポし久々の
シール登高。時間が遅いので近い浄土山へ。天気は急速に回復し、青空も出て気分は爽快。
1時間半程で浄土山の稜線到着。時々ガスがかかるものの、まずまずの天気となりテルモスのハーブティーで大休止。
一息ついたら待望の滑降。
さっきまで降っていたお陰で快適パウダー。斜度も手頃で気持ちの良いターンが決まる。
あっという間に室堂到着。荷物を回収し宿の「みくりが池温泉」へ。
後は、温泉とビール。
*写真クリックで拡大
浄土山稜線で記念写真
浄土山へ最初のシュプール
11/19
今日は予報通り朝から快晴。
まずは一ノ越へ。いつもは風の強いところだが今日は暖かい。大休止後、アイゼンで雄山を目指す。
この稜線も風はなく暖かいというより暑い。この登りは何度登ってもキツイ。大汗を掻いて山頂到着。快晴無風で昼寝も
出来そうな陽気だ。視界はすこぶる良く北アルプスはもちろん、南アルプス、八ヶ岳、富士山等々いつも以上に遠望がきき
名前の分からない山も多い。
針ノ木岳、スバリ岳、蓮華岳と奥に浅間山が見える
雄山山頂で記念写真
景色を見ながらのんびり行動食休憩。
さて滑降だ。
エントリーポイントの社務所の裏に行きスキーを付けラインを覗く。下から見えていた通り正面は岩が出ているのでまずは
右側からエントリー。最初は少し硬めであるが、直ぐにパウダーとなり一気にルンゼを滑降。この感覚がたまらない、
ショートターンのシュプールを快適に刻む。
南西ルンゼ上部快適斜面
まだまだ美味しい斜面が続く
この斜面は何度滑っても気持ちが良い。余韻に浸りながらルンゼを出たところで大休止。
さて次は何処を滑ろうか?とりあえずシールを付けて一ノ越を目指すが、途中から気が変り浄土山方面へ。
今日は昨日とは別ルートとし、より山頂方面のエントリーポイントに到着。
シールを外したらなんと先端のフックが破損。G3はトップに金具のフックで固定するが金具の根元から破損してしまった。
今回の山行の潮時という事か?
この山頂からの展望も良く、最後の滑降を前に行動食休憩。
浄土山への途中から雄山、かすかに自分のシュプールが見える
五色ヶ原や笠ヶ岳方面
さて滑降開始。
上部は硬めであるが、じきにパウダーに変る。このあたりは既にシュプールは多いがパウダーで滑降はすこぶる快適。
一ノ越ルートに合流したら早めにトラバースし「みくりが池温泉」へ直行。
このあたりはシュプールが多いが雪質はパウダー
室堂付近から雄山を振り返る
時間は早いが温泉とビールで乾杯。
SHOさんらのパーティーも到着。23日までスキー三昧らしい。
11/20
テーピングテープは用意してあるので、シールを補修しながら登れない事はないが、2日間で十分パウダーを満喫したので
満足し早々に下山。
黒部ダムまでの乗り物はずっと1人で申し訳ないが、手荷物代はしっかり取られた。10時前に扇沢到着。
準備をして帰途に着く。
渋滞もなく14時に自宅到着。晩酌が旨い。
直前まで降雪があり、2日間ともパウダーに恵まれ満足の行く初滑りを楽しむ事が出来た。