コースタイム:11/20 室堂10:45〜浄土山12:45?13:15?〜室堂〜みくりが池温泉14:10
11:21 みくりが池温泉7:55〜一ノ越9:00・9:35〜雄山10:35.1115〜滑降終了11:30?・12:00〜浄土山12:40・13:05
〜2350m〜みくりが池温泉14:10
11/20
今年も初滑りは立山へ。
自宅を3:15出発。し扇沢着7:50。途中、三浦さん、祥子さんらのパーティーとバッタリ。宿は同じ「みくりが池温泉」で夜は宴会。
例年、平日休んで来ているが今年は無料駐車場の車の数はいつもの倍以上でけっこう多い。
室堂到着後、いつも通りコインロッカーに荷物を預けて出発。稜線には雲が掛かっているが、とりあえず浄土山方面へ。
登るにつれて徐々に雲が取れ、スッキリとは行かないが滑るには問題ない状態に回復。右の尾根絡みで稜線へ。
準備をしてまずは今季初滑降。あれれっ、いきなり転倒。ビンディングがちゃんと固定されてなくスキーが外れてしまった。
今度こそしっかり固定し滑降開始。
見た目は快適パウダーだったが、やや重パウダー。スキーが外れないかの不安もあり、まずは安全第一の滑降。
後は室堂に戻り荷物を回収し「みくりが池温泉」へ。
温泉、ビール、昼寝、読書と本来の目的?を果たす。
浄土山付近からの初滑りは、やや重のパウダー
11/21
今日は、朝から快晴
まずは一ノ越を目指す。一ノ越で大休止後、アイゼンに履き替えて雄山を目指す。何度登ってもこの登りは堪える。約1時間で山頂到着。
快晴の山頂からは北アルプス、南アルプス、八ヶ岳、富士山、白山等々360度のパノラマ。
社務所の東側は風もなく暖でのんびり行動食休憩。ハーブティーが旨い。
久々に山崎カールを考えていたが、カールの中はまだ日陰なのと、既にシュプールが多いのでいつも通りの西面ルンゼとする。
今日は快晴で八ヶ岳や富士山もクッキリ
雄山山頂の奥に五竜岳と鹿島槍ヶ岳
笠ヶ岳の左奥の御嶽山はまだ噴煙が収まらない
準備をして社務所裏からエントリー。まだ雪が少ないので少し右の尾根を滑ってルンゼに入る。上部は少しパック気味であるが、少し下ると
パウダーでまずまずかと思いきや直ぐにパックスノー。ウィンドパックというかプチモナカというか膝に堪える。
パックスノー9、パウダー1の割合。ルンゼを抜けたら更に滑り大休止後、シールで昨日に続き浄土山を目指す。
雄山山頂から西面ルンゼ、パックスノーで膝に堪える
西面ルンゼ中間部から山頂方面を振り返る
中間部からの滑降斜面、雪面は綺麗なのだが?
浄土山稜線から先ほど滑降した雄山西面ルンゼ
登るにつれ剱岳も見えて来た
昨日とは違う南側の斜面を考えていたが、今日は天気も良いので早くもシュプールだらけ。昨日の斜面もシュプーールは多いが、少し南側から
滑り左にトラバースし三角岩を巻くとシュプールの影響は少なさそう。
浄土山稜線も視界が良くしばし展望を楽しむ。
準備をして滑降開始。
昨日とは打って変わってパウダー。トラバース後の三角岩付近から更に軽く快適。その下は流石にシュプールが多いが、一ノ越へのルートを越え
て更に下るとここもパウダーで室堂山荘下のボトムまで滑降。やっと満足の行くパウダーを楽しめた。
後は、シールで室堂山荘方面に登り返し。
浄土山からの斜面は昨日とは打って変わってパウダー
浄土山周辺はシュプールだらけだが、何とかルートを繋いでジュプールを避けながら滑降
シールを外して室堂山荘付近で休憩しているとマティアスらのパーティーが到着。西面ルンゼの北側の狭いルンゼを滑降したようで、そっちは
パウダーだったらしく羨ましい。
後は、みくりが池温泉に戻り、今日も温泉、ビール、昼寝、読書でのんびり。
11/22
最近、少食で2日間で腹一杯になったので混雑を避けて今日は下山。
ガラ空きのアルペンルートで扇沢へ。
渋滞もなく14:50自宅到着。
今日も晩酌が旨い。
ほぼ予定通りの滑降が出来て良かった。
雪の少なさを心配したが、隠れ岩を踏む事もなく満足のいく山行であった。