コースタイム:土合7:40〜白毛門11:20・11:40〜笠ヶ岳12:45・13:00〜ウツボキ沢滑降から登り返し鞍部13:50
〜赤倉沢〜14:20〜湯檜曽川〜土合15:20
今朝までのけっこう降雪があったので何処にしようか迷った挙句当初の予定通りウツボキ沢メインとする。今日も
斉藤さん
とのパーティー。
何だかんだ7:40出発になってしまった。白毛門まではひたすらシートラーゲンで登るしかない。登山者のトレースがあり
ラッセル要因の斉藤さんの出番はない。
登り始めて直ぐに汗が噴出してさっぱりペースが上がらない。休憩後、涼しくなって快適であったが松ノ木沢頭から先で
風が止み暑い。
天気も良くなりマチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢が見えてきた
山頂方面が見えて来たが、今回はここからが疲れた
汗だくになってやっと山頂到着。今日は天気が良く360度の展望だ。
何と言っても谷川岳の一ノ倉沢や幽ノ沢の大岩壁が大迫力。
至仏山、燧ケ岳が近い
笠ヶ岳とウツボキ沢
ここから笠ヶ岳の鞍部まで滑りシール登高。1時間強で山頂到着。こっちも素晴らしい展望で芝倉沢にもシュプールが付いた
ようだ。
武能岳と苗場山方面
笠ヶ岳で記念写真
さて待望の滑降。広いウツボキ沢を1直線に滑って行く。上部は風でパックされていたがその後は4月としてはまずまずの
パウダーで快適。
吉田
ウツボキ沢の滑降(斉藤氏)
ウツボキ沢の快適シュプール
斜度が緩んだ辺りで滑降終了し再びシールで鞍部に登り返す。
今度は赤倉沢の滑降だ。こっちの斜面は気温が上がって来たので雪の状態を見ながら慎重にエントリーし上部は重めで
あるが、まずまず快適。滝の上でスキーカットをすると小規模雪崩が出るので樹林をトラバースし白毛門方面からのルート
に出る。しばらくはまずまずの滑降であったが中間部付近からいきなりのストップスノー。ある地方では板つかみとも言う
らしいがこのあと更に滑らなくなり、斜度はそれなりなのに直滑降でやっとの状態で、板つかまれっぱなし状態。時々側面
からデブリが出ているので早く通過したいがどうにもならない。
赤倉沢上部の斉藤氏
赤倉沢中間部
やっと湯檜曽川に出て大休止。土合まで1時間ほどスキーを滑らせて終了。
登りで久々にバテバテになってしまったが楽しい滑降であった。