八ヶ岳・杣添川南沢
2月23日
天気が今一なので、以前から気になっていた赤岳から東面の南沢への偵察のつもりで出かける。ここは過去に記録はある
ものの果たしてスキーとしての楽しさは?

自宅を3:50に出発。横岳への杣添尾根登山口は別荘地内にあるが分かり難くく少し迷って到着。
この時期誰も居ないと思ったが、駐車場には登山者の1パーティーが既に居り、稜線で1泊らしい。
小雪がちらつく中、準備をして7:20シール登高開始。登山道は何度も別荘地内の除雪された道路を縦断するので歩き
難い上分かりずらい。
30分ほどで別荘地を過ぎ、雪で埋まった南八ヶ岳林道に出る。ここから40分程林道を南に歩き南沢に入る。伐採地まで
作業道を歩き、その後は左岸の樹林帯を進む。

           

                      南沢、左岸を行く

残念ながらカズで上部の状況は不明で天気も怪しくなって来たので9:50に登り終了。
シールを外して滑降するが、樹間が狭く楽しめない。唯一作業道の下りが少し楽しめる程度。

           

                          作業道の滑降

南八ヶ岳林道に出てから再びシール登高をして往路を戻る。
結局、登り返しもあり滑降開始から駐車場まで2時間かかってしまった。今回は南沢の途中までであったが、山頂直下の
滑降を楽しむ為のアルバイトとしては、登り返しの煩わしさと樹林の多さを考えると山スキーとしては今一のルートのようだ。
今日は、山スキーではなくスノーハイクの1日であった。

駐車場に着くと同時に雪は本降りとなり、野辺山に出るまでは地吹雪状態であった。
いつもガラ空きの「須玉の湯」で汗を流して帰途につく。