コースタイム:土樽7:10〜シシゴヤノ頭への稜線10:15〜七ッ小屋山手前ピーク10:45〜南東斜面×2本〜蓬峠12:30〜土樽13:50
今週は蓬峠へ。メインは七ッ小屋沢と考えていたが、春の大雪の後で気温も高い予報なので南東斜面の雪質は期待できないがとりあえず
行ってみよう。
自宅を3:35に出発して土樽の除雪終点に6:50到着。既に車が数台おり、山スキーは私以外にもうひとパーティーで登山者の方が多く春山だ。
早速準備をして出発。表面は朝の冷えで硬いので歩きやすいが、その下は今週の積雪で重く湿っており滑りには難儀しそう。
シシゴヤノ頭に続く稜線に出ても風は弱くアウター不要。稜線を東に歩き七ッ小屋山から蓬峠方面続く稜線分岐到着。ここから左の七ッ小屋山
へ向かう。
振り返ると先週の仙ノ倉山と平標山
正面に笠ヶ岳から朝日岳の稜線
武能岳と奥は一ノ倉岳、この時間正面の芝倉沢にはシュプールは無いが、この後多数
当初は七ッ小屋沢を滑る予定だったが東側の斜面はどこでも滑れそうな斜面がいくつもあり七ッ小屋山まで行かなくても十分楽しめそう。それよ
りも暖かすぎて稜線でも雪が腐り始めたので早めの滑降に限る。
という事で手前のピークで滑降準備してまずは1本。稜線直下は思いの外締まっており快適。しかし、予想通り標高を150m程下げた辺りから雪
が重くなりここで滑降終了。
東面1本目
東斜面の1本目
シールで稜線まで登り返して蓬峠に向かうが、美味しそうな斜面が再び現れて東斜面にもう1本。
東面2本目
美味しそうな斜面にもう1本
この下も良い斜面だが雪質が悪いのでここまで
ここも標高150m程で雪が重くなり滑降中止。再びシールで登り返して蓬峠へ。
蓬峠到着
滑降ラインは登りの時にチェックしていたイイ沢の南尾根へ。イイ沢も悪くないが今日の条件だと重いが溜まってそうだ。
昼寝も出来そうな陽気。後は下るのみなのでハーブティーを飲みながらのんびり休憩。
さて、いよいよ滑降。最初は気持ちの良いザラメ。その後は少し重い雪であるが思いの外斜度もあり気持ちの良いターンを刻む。やがてイイ沢に
合流すると斜度も緩みのんびりロングターン。
滑降ラインは中央の尾根、左はイイ沢
イイ沢南尾根上部
イイ沢南尾根上部思いの外良い雪質
蓬沢に向かって良い斜面続く
尾根下部の雪は重くなるものの斜度もありスキーが良く滑る
イイ沢南尾根下部
気持ちの良いターンは長くは続かず、ついに現れたストップスノー。
それでも登りの分岐からは先行のスキーヤーのトレースがあり多少ましになった。後は土樽までストックでひたすら漕ぐ。
今日は天気が良く春山日和だった。気にしていた雪質もまずまずで楽しい山スキーに満足。