爺ヶ岳(扇沢橋~扇沢~1860mPから尾根~種池~爺ヶ岳~大斜面~扇沢~扇沢橋)
4月20日
コースタイム:扇沢橋6:05~1860mP7:50・8:15~種池11:25・11:45~爺ヶ岳12:30~滑降ポイント12:55~大斜面
~扇沢~雪渓終点13:30・13:45~扇沢橋14:00
今週は蓮華岳の予定だったが、針ノ木雪渓のデブリがかなりひどいらしいので反対側の爺ヶ岳へ。
問題は雪が繋がっているか?
自宅を1:35に出て登山口の扇沢橋の駐車スペースに5:35到着。先行の2名がすぐに出発。雪が繋がっていなかったら引き返して
来るだろうから何となく安心。
こっちも準備をして作業道から出発。大きな堰堤を越えてすぐに扇沢の雪は繋がっていた。シールで登れるのは助かる。
但し、斜面の雪は極端に少なく、滑降時は早めにトラバースした方が良さそう。
やはり雪は少なめ、右奥が目指す爺ヶ岳南峰
この後デブリをかわしながら1860mポイント到着。ここでアイゼンに切り替えて急斜面を1時間弱の登り。
デブリは多いが通過可能
一旦、平坦になるので、ここから再びシール登高。この先は斜度があるのと雪がザクザクで蟻地獄のようにずり落ちながらの登り
で何時も難儀する。今日は特に登り難い。シートラの方が楽だったか?
この上が辛かった
そんなこんなでやっと種池到着。行動食とテルモスのハーブチィーが旨い。
もうすぐ種池稜線
やっと爺ヶ岳が近づいてきた
あんなに良い天気だったのが雲が多くなってきた。予報より崩れるのが早まったか?
まずは山頂へ向かう。山頂直下にスキーをデポして山頂到着。
薄曇りだが槍ヶ岳や正面の針ノ木岳、剱立山、鹿島槍ヶ岳など展望はまずまず。
爺ヶ岳到着
針ノ木岳と蓮華岳、やはり下部はデブリで汚れている
剱岳
立山
鹿島槍ヶ岳
少し下って滑降準備をしていると再び天気は回復傾向になってきた。視界悪化を懸念していたのでひと安心。
さて、待望の滑降開始。
雪は今年一番のザラメで快適そのもの。
何回滑ってもこの広さがたまらない。針ノ木岳を正面に見ながらの滑降は快感そのもの。
上部滑降斜面とシュプール
大斜面上部滑降
快適斜面はまだまだ続く
大斜面上部滑降2
上部部斜面2
中間部滑降
まだまだ快適
中間部滑降2
何時もならもっと下まで滑って左へトラバースだが、雪が少なく尾根につかまりそうなので早めにトラバース。
比較的広く斜面に出たら扇沢目がけて滑降。
扇沢への斜面、さすがに雪は悪い
ここは左岸から越える
針ノ木岳のシュプール、この下のデブリが大変そう
爺ヶ岳のシュプール
後はデブリを回避しながら滑降して雪渓終点へ。
ここでのんびり大休止。
無事滑降終了
シートラで堰堤を越え作業道を少し下れば扇沢橋到着。
登りでだいぶ疲れたが山頂直下からの滑降はすこぶる快適で大満足。
この後は、日本酒をゲットして定宿の温泉民宿へ。温泉とビールが堪らない。