岩小屋沢岳(扇沢~種池~岩小屋沢岳~種池~扇沢)
7月18日
コースタイム:扇沢6:10~種池・種池平散策9:00・9:30~岩小屋沢岳10:50・11:25~種池12:45・12・55~扇沢14:55
病み上がり途中だが久々の好天予報なので花見物に。
反対側の爺ヶ岳は山スキーも含めて毎年のように行っているが、岩小屋沢岳は針ノ木岳への縦走での15年ぶり。記憶では花が
多かったような?
自宅を1:35に出て扇沢へ5:40到着。上の駐車場はまだまだ余裕。
5分程下って登山口。
登山口
朝のうちは涼しいので快適。しかし、1時間ぐらいで早くもペースダウンしてまたまた眠い。このところ毎回眠さとの戦い。
やっと種池到着。予報通りいい天気で剱立山は勿論。南アルプス、富士山、八ヶ岳他もクッキリ。
富士山クッキリ
南アルプス
八ヶ岳
蓮華岳と針ノ木岳
これから向かう稜線と立山
まずは種池平の花畑散策。ピークは過ぎているが、まだまだチングルマ、イワカガミ、アオノツガザクラ、コバイケイソウがいっぱい
咲いている。
ウサギギク
アオノツガザクラ
チングルマとイワカガミ
爺ヶ岳
イワカガミ
花畑
ひと息ついたら岩小屋沢岳へ。樹林帯はキヌガサソウやサンカヨウが多い。特にキヌガサソウは樹林の度に咲いている。
キヌガサソウ
キヌガサソウ2
すぐに花畑でクルマユリ、ハクサンフウロ、エゾシオガマが現れる。その後は、ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイの花畑がけっこう多い。
ミヤマキンポウゲ、ミヤマキンバイ
エゾシオガマ
ハクサンフウロ
ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイ他
シナノキンバイ
ミヤマキンポウゲ、シナノキンバイ他
この後は、樹林帯と花畑を繰り返しながらのアップダウンでハクサンチドリ、ヨツバシオガマ、ミヤマダイモンジソウ、ミヤマクワガタ、カラマツソウ
ミツバオーレン他の花々が咲いている。
アカモノ
ハクサンチドリ
ミヤマクワガタ
写真を撮りながら登っているとだいぶ予定オーバー。
やっと岩小屋沢岳到着。
まだまだ富士山がクッキリ。白馬岳から鹿島槍ヶ岳、剱立山他の展望が素晴らしい。
どっちかと言うと、花見物メインだがせっかくなのでピークを踏みたい程度だったが、剱岳東面が近いので長次郎雪渓、三ノ窓雪渓、本峰
八ツ峰ノ頭、小窓ノ王などがクッキリ。
岩小屋沢岳到着
山頂のイワツメクサ
雄山、真砂岳、別山、剱岳
剱岳本峰、長次郎雪渓、八ツ峰ノ頭、三ノ窓雪渓、小窓ノ王、池ノ平山
赤沢岳からスバリ岳、針ノ木岳、奥に薬師岳、赤牛岳
鹿島槍ヶ岳から五竜岳、白馬岳
安曇野と八ヶ岳、富士山、南アルプス
山頂は風が強いので少し下ったところでラーメン休憩。
昼寝したいがなかなか眠りに入れず残念。
下山も花を見ながらで楽しめる。11年前に滑った奥小沢のラインも懐かしい。奥小沢滑降
ヨツバシオガマ
キバナノコマノツメ
タテヤマリンドウ
テガタチドリ
ミヤマダイコンソウ
結局、登りと同じ時間がかかってしまった。
テント場手前で猿らしき動物が直前を横断しビックリ。だいぶ前に岩小屋沢岳付近で猿軍団に囲まれた事もあり猿が多いエリアのようだ。
今日は珍しく単独の猿?それともアレ?種池では今日も熊が現れたようなのでまさか?
大汗をかいたのでコーラをの飲みたかったが残念ながら缶なので我慢。
この後は、ひたすら下山。徐々に気温が上がり最後はヨレヨレで登山口到着。
ハイドレーションの水もギリギリだった。やはりコーラ飲みたかった。
以前は何度も通っているルートだが、種池からが前の倍以上掛かってしまったのは残念。
しかし、微かな記憶より花が多く楽しめて楽しい山行だった。
病み上がり途中のせいかだいぶ疲れたが、この後は、定宿の温泉民宿で温泉&ビールで英気を養う。